ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2024-02-19

惑星砂漠の夕暮れ

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは砂漠の夕暮れのような美しいネイルだね。

さて。

何十年前も昔のことだけど、ネイル解説者のわたしはモロッコに旅行につれていってもらったことがあり、ワルサザードという町からサハラ砂漠御来光ツアー。みたいのに参加した。

ワルサザードはまさに人が住める限界地点にある街でそこから、朝四時に起きて真っ暗な中 荒地のようなところをジープででぶっ飛ばすのだ。

そして、どのくらいジープに乗ったかわからないが、朝日が登ってくる頃に突如出現するサハラ砂漠。

あれなんか急にでてくるのね。

街 → 荒地 → なんとなく 砂っぽい地面になる → なんとなく鳥取砂丘ぽくなる → 本格的にサハラ砂漠

みたいな感じて徐々に準備をしつつみんながイメージするサハラ砂漠になるのかと思ってたら

街 → 荒地 → いきなりサハラ砂漠登場

という風になる。

なんでサハラ砂漠が登場したかとわかるかというと、登山していて森林限界に達したように

突如サハラ砂漠が現れるからである。

ここが始まりです。と看板が建てられるくらいいきなり始まるのでとても怖い。ここから先は富士の樹海どころの騒ぎじゃなく、ひとりでふらふらと入っていったら命に関わるわけでしょ。それが はい。はじまり。みたいな感じでカジュアルに登場する。

そしてなぜ現れる。のがわかるかというと、それは平坦な砂地。なのではなくみなさんがイメージするサハラ砂漠の例のアレ。月の砂漠のシルエット。数十メートルある砂の山脈のうねうね。がいきなり氷山のように眼前に立ちはだかるのだ。

立ちはだかるのだ。

立ちはだかるのだ。

・・立ちはだk

え? なに? 登れっt  

え ちょ ま これのぼんの?

ていうか自衛隊でもあるまいし、湿気0の砂に足がズブズブ沈む数十メートルの砂の山をのぼるとか無理でしょ。それを越えないと本格的に御来光が見えない的なことらしいんだけど、途中で失神した。

普通におばあさんのツアー客とかすいすい登っていたけどあの方達は登山でもやってる方々だったのだろうか。

それでは。