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a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-07-19

没落湯谷と経済覇権

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはグラデーションがついているね。明るい方から暗い方へ あるいは 暗い方から明るい方へ。


いやなに 私解説者マサ子(仮名)だって昔は良かったとか言うつもりはないけど 人生の中で、昔の時間の分量もそれなりにあるし、今と私解説者マサ子(仮名)の子供の頃は随分世相も違うから、つい昔の話しをしてしまう。これが年寄りの原理なんだろうか。

私解説者マサ子(仮名)は大人バブルではなく、子供バブルであった。即ち、私解説者マサ子(仮名)の子供の頃はバブル時代であり、子供の頃は80年代だった。だから洟垂れお嬢ちゃんなりにも、バブルの時代に子供時代を過ごした最後のバブル世代、そういう意味では真性バブルの申し子とも言えよう。

しかしよくよく思い出してみると80年代はポリティカルコレクトネスとかなかったんだろうかね 映画の悪役と言えばエコノミックアニマルにしてライジングサン、日本企業が悪役だった。おとうちゃんに連れられてロードショーにかかっている映画を見に行くと、大抵日本企業が悪役だった。今じゃ色々信じられないよね。

つまり、80年代、日本企業は悪の権化であり、大体が日本企業の役員の方々が女体盛りをするところから始まる。つーかだいたいしないからそんなこと。でも関係ないのであって、日本企業は悪の権化なので悪い事をたくさんするのでありその結果、色々報復を受けたりして大変な目にあったりするのである。

私解説者マサ子(仮名)がぱっと思いつくだけでも、ダイハードのテロリストが立てこもるビルは日本企業だし、エイリアンの卵を地球に持ち帰ろうっていうのはエコノミックアニマル、湯谷社だし、バックトゥーザフューチャーで描かれる未来は日本企業が覇権を握っており そのあげくブレードランナーなんておそらく経済的に日本の支配下にあると思われる経済最優先の未来。が描かれている。わけだよね。


↑これ2019年のことらしいけど とりあえず実現できてなくて良かったような気もするよ。

それでは。