ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-12-05

楽隊の行進 歩行者天国 騎兵隊の羽飾り

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。このネイルは国旗シリーズだね。こう、正方形のものが組み合わさっているモザイク状のものは無条件に好きだなあ。


さて、光陰矢の如し喜びも悲しみも幾年月、人生は短い。小学校の頃の夏休みは長かったもんだけど、あれは10歳、つまり10年生きてるの内の1年であって、すなわち1/10であるからして、分母が今よりも小さいから分子である1年が今より長く感じたのであって、今じゃわたし解説者マサ子(仮名、37歳)、37歳のうちの1年であるからして、1/37なのであって、1年がまたたく間に過ぎ去っていくのである。このままじゃ、あっと言う間に死んじゃいそうだよね。いかんいかん もうなんというの、もっと時間を有効に使わなければいけない。とか、ある土曜日の朝急に何を思ったか思い立って、何とかいつもより、2時間早く起きられたんだよね。よし、今日という今日はご利用を計画的に、段取り良く1日の行動計画を立てて、まずは銀座で買い物をしなければいけないので、今日という今日は10:00までに銀座に着こう。

とか頑張って、10:00に銀座に着いたらさ、歩行者天国の所で、「世界のおまわりさんパレードを10:30から行います」とかいう看板が立ってるんだね。ふーん おもしろそうじゃないの。世界各国いろんな国の警察の鼓笛隊だか、楽隊だか、ブラスバンドだかが銀座の歩行者天国を練り歩くんですって。いやもう、年取ってくると涙腺が弱くてさ、遠くから行進してくる楽隊の音が聞こえると、なんだか得も言われぬ気持ちになって、高揚するんだか、懐かしくなるんだか、楽しくなるんだか、泣きたいような気分になってくる。世界のおまわりさんが今夜も私を泣かすのね ・・ (←ひばりちゃん)ってわけで、銀座の歩行者天国に立って、世界のおまわりさんの楽隊がパレードする様子を見ることにした。まずやってきましたよ。警視庁音楽隊。もう一糸乱れぬ歩調と演奏。何か日本人てすげえなあ・・。手を振っても振りかえしてもくれない。次の楽隊も、見えてきた。ニューヨーク市警まだかな~?

千葉県警音楽隊。

てか、世界のおまわりさんじゃないの?

まあいいや。次々と楽隊がやって来る。

宮城県警音楽隊。

って 世界のおまわりさん・・・

あら、お父様 また次の楽隊が聞こえるわ・・

福島県警音楽隊

世界のおまわりさー・・

まあ、色々あって、ソウル市警音楽隊の皆さんとかでてきたよ!なんか、韓流(風)のお兄さんが手を振ってくれるよ!一糸乱れぬ歩調じゃないけど、みんな明るい。ベトナム警察隊の楽隊もやってくる。どうも、他の国と違って音楽教育を受けた音楽隊じゃないっぽいけど、そこもまた何だか愛おしく可愛い。真打「ニューヨーク市警」がやって来た。これって、所謂ひとつの「NYPD」の事だよね?この季節になると、クリスマスソングって色々あるけど、やっぱり何と言ってもThe Pogues & Kirsty McCollのFairytale Of New Yorkがベストだと思う訳ね。あれによると、「ニューヨーク市警のコーラス隊がGalway Bayを歌っていたね」っていうクダリがあったはず。つまり、ニューヨーク市警には、アイルランド系の人が多い、っていう事を意味している、っていう事で、つまり、めっちゃめちゃ歌うまかったり、音楽的な才能がある人達が多いんじゃないのか、とか色々期待していたわけなんだけど、まあそこらへんはよくわからなかった。とにかく、制服がセーラー服だった。セーラー服の黒人の若いお兄さんがお尻をプリプリさせて満面のアメリカンな笑顔で沿道の皆さんに手を振るもんだから、なんかいやに沿道のおばさま達も急に楽しそうだった。て俺か。

まあ良い。だいたいニューヨーク市警のセーラー服を除いては、なんか皆さん肩にモールのついたオスカルみたいな服を着てたんだけど、最後に出てきたインドネシア警察の楽隊はかっこよかったよ。まじでオスカルが正装したみたいな、女王陛下の近衛兵みたいな、頭に鷲の羽飾りのついた、帽子をかぶっているんだよね。制服はこれがいいな・・。とか歩行者天国でうだうだやってるうちに、気が付いたら12:00になってやんの。2時間早起きしても結局これだよおまわりさん。

それでは。