ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2019-10-08

個人と色彩のイエロー

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルは実に黄色く鮮やかなネイルだね。黄色でやったところが大成功だね。


というわけで。

私解説者マサ子(仮名)、御年44歳。

そんなものは若いOLさんが行くものだってわかっている。わかっちゃいるけどやめられねえ。私解説者マサ子(仮名)は35歳くらいまでお化粧をしていたのだが、ここ10年ちかくやめていて、昨年またお化粧を再開したのだ。

再開したら、テクノロジーが進歩したり、自分が年をとったり、自分が年をとったり、自分が年をとったりして、10代の頃から35歳まで化粧をしたその環境とはまったく違う世界になっていた。

即ち、30代前半くらいまでであれば、自分が好きな色の化粧品を買っても、若さと言う名の超絶超合金パワーでねじふせて何とかなってたと思うんだが、昨今などは自分が好きな色の化粧品を買っても、顔が死体になる。殴られたようになる。老人化する。アゲイン、顔が死体になる。3日徹夜した後の顔になる。といった現象が出現し、即ち是、自分に似合色をプロに診断してもらって、理解して、装着しないと歩く悲劇あるいは喜劇となる。いやまあ誰もあんたの顔なんか気にしちゃいないよ。って言われればそれまでなんだが、とは言っても自分で気になるものは気になる。

そんで、大枚叩いてパーソナルカラー診断に行ったんだ。

結果、自分がそうでないと思っていたものではたしかにそうではなかったのだが、同時に自分がそうに違いない、これが似合う。と思っていたものでもなかった。所謂、一つのイエローベース秋の夕暮れ。

つってもさ、いくら人から似合うって言われても、自分で快適じゃなかったら仕方ないわけで、結局自分が好きで似合うと思うものをつけないと気分良くないよね。というわけで大枚は叩いたが、好きなものは変えられないわけで、人の話を聞くっていうのは難しいアゲイン、イエローベース秋の夕暮れ。である。

それでは。