ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2019-04-18

古谷葉月のMの水玉

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは私解説者マサ子(仮名)のネイルだね。親指のねじだけ本物の鉄だった。なんでわかったかというと近くの磁石に吸い寄せられたからである。よって今後一ヶ月程度私解説者マサ子(仮名)は何としてでもMRIを受けるような事態になることをさけなければならない。ゆびもってかれる。


それでだ。

毎回申しあげているように私解説者マサ子(仮名)は去年の9月くらいから15キロくらい痩せたんだ。

それで もうあれかな?見栄を張って9号サイズ。と申しあげてもよかろう。いや11号かもしれないけどほぼ9号を手中に収めたも同然であり、これは9号と申しあげても良いのであるのである。

世間で言う所のMサイズ。

である。

どこで服を買っても割とMサイズで良さそうである。

それで、前にも申しあげたように、私解説者マサ子(仮名)はご多分に漏れず若かった頃に着れていた昔取った杵柄的な白いミニスカート的なものを三段ボックスに入れて保存しており、たまに戒めにひっぱりだしてみたり、慰霊したりしているのであるけれども、白いミニスカートだけじゃなくて、なんやら20代前半の時にお気に入りでどうしても捨てられないカットソー的なものとかセーター的なものも三段ボックスで合同慰霊をしている。名もなき魂の鎮魂である。

そんで今日断捨離的な事をしていて、部屋やクローゼットを整理していたのだけれども、そうすると久しぶりに三段ボックスであるところの墓をあばく。ご開帳にして盗掘である。てかよくよく考えてみるに、もうMサイズなんだし これらのカットソー的なものとかセーター的なものとか着れるんじゃね?と思って着てみたんだけど なんというのかな。

MサイズなのにMサイズじゃないというか 私以外私じゃないのというかちょっとした禅問答である。MサイズなのにLとか、世の理に反するし、それじゃあ四角い三角という現象だって成り立ってしまう。

私解説者マサ子(仮名)、現にMサイズである。私解説者マサ子(仮名)も正真正銘Mサイズ。墓からあばいた杵柄カットソーも正真正銘Mサイズ。なのに、なんで杵柄カットソーは入らないのかな?てか入るけどなんでこんなにびっちびちなのかな?脇の肉的なこれはなんだこりゃ?Mなのに、なぜ? Mなのに?M なのにお別れですか?

ふっしぎ〜。

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知ってるよ 知ってるさ。

私解説者マサ子(仮名)だって44歳。なんてったって44歳。だてに44年生きてはいない。昔、私解説者マサ子(仮名)の母トメ子(仮名)が言ってたっけ。

曰く 

若い子の服は小さいのよ〜

これは語り継ぎたい人類の名言である。春はあけぼの。に値する。若い子の服は小さい。是、宇宙の定理にしてMサイズでも同じ体重でも入らないこの不思議。ボイジャーのゴールデンレコードに刷って宇宙人の女にも読み聞かせてやりたい美しい日本語。いやべつに日本語である必要はない。エスペラント語とかラテン語とかでも良い。

曰く

若い子の服は小さいのよ 若い子の服は小さいのよ 若い子の服は小さいのよ

ジムの入会を決めた。一刻の猶予もならん。

それでは。