a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。今日のネイルは焼き芋的な月餅的な栗ご飯的な秋の味覚が詰まった和菓子のようなネイルだね。それともお月様の満ち欠けなのだろうか。萩の月がすべての要素を満たしている気もしないでもないのである。
さてそんなわけでこのブログを書いているのはちょうど中秋の名月のあたりである。夏の疲れが出たのか寄せては返す寄る年波なのか、背中がこってこってこってかなわんので、マッサージ屋に行こうと思い立ったが吉日なのだが、行きたいマッサージ屋はもう閉まっているし予約もとれない。となると、家の近所で夜遅くまでやっているマッサージ屋さんに手当たりしだいに電話をして予約をとったのだが、ネイル解説者のわたしは聖港区民であり最寄りの駅のひとつが
六本木
である。
読者の奥様がたもよくご存知の通り最近の六本木はもうなんかとてもアレな感じでありアレなんであるがまあとにかく 六本木駅ちかの深夜までやっているマッサージ屋さんに予約が取れたので駆け込んだのであった。
そしたらさ ベッドとベッドの仕切りが簡易的な天井まで届かないパーテション的なものなので、隣の声が筒抜けなのであるが ネイル解説者のわたしの右隣は常連とおぼしきどうやら還暦近くのハワイに別荘をお持ちの経営者らしきおじさまでありバブルの時の六本木の様子などをマッサージをしているお嬢さんにわりあいと大きなお声でご説明なされておられる。一方で左隣は彼氏と別れそうなのだがまだ未練がありそうなお嬢さんが先般合コンに行ってきてそこで出会った殿方とどうなったとかそのような桃色的なお話をわりあいと大きなお声でご説明をされており、聞き手の若い男性とおぼしきマッサージ師の方も、大きなお声で合いの手を入れたりなされておられる。
てかみんなつかれて死にそうになってマッサージ屋に来てんじゃねえのかよ
ていうか最近のマッサージ屋ってこういうかんじなの
ていうか話す元気もねえよ
てか何話すのよこれ 右隣と左隣に勝てるほどのおもしろい話を持ち合わせてないなあ
これだったら一見ここはどんなマッサージなのか看板を見るだけでは確信が持てず、店の中に入ったとて怪しげな桃色の間接照明と金華山織のニセモンのような布で張られた足おきなどが置かれていて ここは本当にネイル解説者のわたしが必要としているマッサージ屋なのであろうか疑惑がますます深まる台湾マッサージのほうがよかったよう〜
と思ったのであった。あそこは静かだし技も確かである。
それでは。