a.m.s.恵比寿プレイスです。
今日のネイルは朝焼けなのか夕焼けなのか、靄靄がたなびくネイルだね。渚のバルコニーで待つ夢先案内人。
しかしだ。
ネイル解説者のわたしの家にはカーテンがない。なぜならば、見渡す限り目の前にビルとか家がないので、隣の人からネイル解説者のわたしの家の中が見えたり、ネイル解説者のわたし の家から隣の人の家の中が見えたりしないので、カーテンが不要なのである。
ネイル解説者のわたしといえば生まれも育ちも京浜地区。産業道路で産湯を使い。なのであるからして、下町密集地区の出自であるので、カーテンをする目的はただひとつ。お隣のお家から見えない、というそのこと一択である。他になんかあっか?
と 思ってたけど違うのね。
なんか 日の出とともに目が覚めるなあ。と思ってたんだよね。ネイル解説者のわたしは眠りが浅いのかしら。とか、ちょっとした睡眠障害でもあるのかしら。それともナイーブでセンシティブにしてめざといのかしら。とか。
この家にひっこしてきてからずっと思っていたのだけど、なんのこたあない。朝日ががんがんにさしこむ部屋で寝ているのだから、当然顔面に朝日ががんがん当たるのであってそらあ、夜明けと共に目が覚める。
ってことにようやく最近気がついたんだけど、あとの祭り。カーテンレールに植物がいっぱい下がっていて、今更カーテンをつけられないし、カーテンって部屋の面積のうち、ものすごい大きな割合を占めるから、それなりにお金を出さないと大変なことになる。そして、それなりにお金を出しても絶対ねこが爪を研ぐに違いなくて、そうするとねこと揉める。
そんなこともあって 念願のウォーターベッドで気持ちよく眠っているのに、朝日とともに目がさめるのはかなわんなあ。と思ってたのだが、アイマスクすりゃいいんすよ。って知り合いに言われて アイマスクしたらいやあすごいね。全然目が覚めな・・
微妙なんだよね。
たしかに、アイマスクをしていないよりはよいのだが。
人間ていうのは不思議なもので、視覚がなくても
朝の気配。
というものを五感で察知しているらしくって、すずめがちゅんちゅん鳴く声や、朝方近所の首都高をトラックが走り始める音や 街がなんとなく起きてきた音を感じ取って、明るくなくてもちゃんと目が覚めるんだよね。
そうするともう耳もふさぐしかねえな。棺にでも入るかって話だよね。
それでは。