こんにちわー。今日のネイルは壁に書いたグラフィティ的なバンクシー的なディストピア模様にして現代美術っぽくもある。
ネイル解説者のわたしは世を忍ぶ仮の姿として、清く正しくも美しい労働者諸君同志にしてサラリーマンなのだけど、もうサラリーマンも何十年とやってるとサラリーマンをやりながらも天変地異災害紛争テロリズムの類に直面してきたわけで、911の時は本当におったまげたしちびりながらサラリーマンを継続し、311の時も多くのみなさんそうであったようにサラリーマンながらにあれらを経験し、この度の疫病だってそうだ。
しかしさ、毎回天変地異を経験するたびにこんなことが起こるなんて思わなかったなあと思うんだけど今回だって、会議とかで
明日、緊急事態宣言が発令される予定ですが
とか
今日、緊急事態宣言が発令されましたので
みたいなことを聞いたりするのみならず、ほからなぬ自分の口からこんな物騒なことを言ったりするとは思わなんだ。まさに、世も末ディストピア末法の世である。仏教徒なんだからもうそろそろ観音様とか出てくるんじゃないかって段階な気もするけど、よくよく考えてみると、全くもって熱心な仏教徒でもなんでもないんだから、観音様が出てきたところで、ネイル解説者のわたしを助けてはくださらんだろう。
あと、自分の口からこんな言葉が出てくるなんて、もう第三新東京市も真っ青だなと思ったのが、我が庶務部第二施設管理チームのお隣には情報システム部があるのだが、緊急事態宣言発令後はオフィスに出社する社員も誰もいなくなってガランどうとなる中、ネイル解説者のわたしは庶務部第二施設管理チーム副主任であるからして出社をしていたわけであるのであるが、たまたま出社をしていた別の部署の人が 情報システム部とネイル解説者のわたしの周りをうろうろしながら、情シスの人を探しておられるのだが誰もいない。それで、
情シスの人っている?
っておっしゃるから情シスの人たちはもう在宅勤務になってるから
情シスはもうここにはいないね
って言ったんだけど、口に出してすごいセリフだなって思った。
廃墟と化した爆心地のグラウンドゼロ、総員退避も完了した第三新東京市。開催されることのないネオ東京オリンピック。
綾波レイの口調で言ってみるとすごさが良くわかる。
「情シスはもうここにはいないわ。」
世も末末法黙示録感満載のディストピアそのもののセリフが自分の口から出ているのを聞いて怖いなあ。と思ったのであるのである。
それでは。