2019-07-11

古谷葉月の貴腐と夜明けのサイダー

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはこれまたはっちゃんらしい美しくも深海か夜明けっぽいサイダーみたいなネイルだね。


しかしだ。

もうそろそろ私解説者マサ子(仮名)の時代が来るのではないか。

そう思えてならない。

人が一生に飲めるお酒の量は決まっているに違いない。そうであるとすると、30代で一生の分を飲み終えてしまう人も入れば、40代で飲み終えてしまう人も入れば、60代になってもまだまだ飲む人も入れば、死ぬ迄飲む人もいる。

私解説者マサ子(仮名)、44歳。ここにカミングアウトすると下戸である。一生涯で飲んだアルコールの量は1リットルに充たない。一方、私解説者マサ子(仮名)の母トメ子(仮名)などは、30代、40代のうちはほとんど飲めなかったのに、50代くらいからワインとかがばがば飲み出して、最近なんか家で飲むんだったら1本くらい飲んじゃうんじゃないだろうか。翻って私解説者マサ子(仮名)の大学時代からの友じゅん子(仮名)などは、昔からがばがば赤ワインなど飲み、今もがばがば赤ワインなどを飲んでいる。本人のたもうて曰く弱くなった気がするらしいが、昔からじゅん子(仮名)と話しているのが

あんたが一生分飲みつくして飲めなくなった頃にきっと私解説者マサ子(仮名)は赤ワインがばがば飲み出すんだ

という話であり、もうそろそろ来年あたり四捨五入すると50歳にもなり半世紀も肝臓を酷使せず生きて来た訳で、生涯通算飲量1リットルの伝家の宝刀を抜く時が今こそ来たのではないだろうか。

と思って、5年に一回くらいもうそろそろ唯一飲み下せる貴腐ワインから初めて見ようかと思って、貴腐ワインを買って訓練してんだけど、5年前は結局

やっぱムリポ。まだだわ。

となって、諦めたのだがあれから5年。

5年振りに貴腐ワインなど買って、アーモンドや胡桃などを数個皿に入れてちまちま飲んでたら、3センチくらい飲めた。しかも、胡桃と飲むと美味い。なんじゃこりゃ。更には良い具合に眠たくなって3時間も昼寝をするという具合であり、これは毎晩毎晩3センチづつ嗜んでいたら夢の赤ワインがばがば。の蜃気楼が蜃気楼でなくなる日もすぐそこなのではなかろうか。ついに砂上の楼閣に凱旋入城する日がやってきたのではなかろうか。七人の天使が喇叭を吹き鳴らし、私解説者マサ子(仮名)の眼前に酒の国が現れるのであるのであるアポカリプス・ナウ。

何にせよやっぱりお酒飲めたら楽しいと思うんだよね。

それでは。