こんにちはー。今日のネイルはお花のネイルだけど渋めのお花だね。尚、私解説者マサ子(仮名)は菖蒲と杜若の違いはわからない。
こないだ家の近所の神社の前を通ったら丁度結婚式か何かやっていると見えて、明らかに式に参列するとおぼしき親戚のおばさんとおじさん的な方がいらした。おじさんは例によって黒いスーツに白いネクタイの礼服であり、おばさんも例によって江戸褄であるのだが、裾の方に結構派手なオレンジやピンクの花模様の刺繍が入っている江戸褄の中でも若い方の江戸褄であった。
もはや私解説者マサ子(仮名)、それも無理な気がする。
もう私解説者マサ子(仮名)、実家のおばあさんが昔着ていた裾の方に松が刺繍してあるやつで十分である。花すらない。
なのに。
それなのに。
長年しみついた習慣とは恐ろしいものである。私解説者マサ子(仮名)は世を忍ぶ仮の姿的なアレ。の一貫として清く正しくも美しいサラリーマンなぞすなっているのだけど、ともすると未だにタクシーをとめて前に座る係りをやっている気がする。
おかしい。
御年44歳にしてそれはないのではないだろうか。
とにかく自分より一人でもえらそうな人がいたら実に自然に一足飛びに車道に飛び出して手があがる。よくないのは、全員が自分より明らかに偉いのならば、私解説者マサ子(仮名)とて当然タクシーのひとつやふたつひろってやる。がしかし、その中に例えば25歳前後の男子。などが混ざっていた場合でも、私解説者マサ子(仮名)は躊躇無く車道に飛び出して おーいこっちー。とかいってタクシー止めてやしないだろうか。それは逆におかしなことだし、教育上もよろしくない。かといって
ほらあなた若いんだからタクシーとめなさい
とかいうのも実にばばあじみていていやである。
そうなると、自分がすっとんで車道に出てタクシー捕まえるのと、ほらあなたタクシーつかまえてきて。っていうのの中間はないのだろうか。
と はっちゃんに相談してみたんだ。
さすがはっちゃん。天才ネイリストの名前を恣にしているだけの事はある。
あれだよ〜 マサ子さん(仮名)
腕があがらないからとめて〜
って言えばいいんだよ!
うるさい。腕はまだあがる。
いや何。今腕が上がらなくなったらそれを五十肩。と呼ぶ事は重々承知st・・
あとさあとさ
目ぇみえないからとめて〜
っていうのもあるよ!
と おっしゃるのだが お言葉を返すようだがはっちゃん 老眼は近くが見えないのである。
それでは。